
2026年1月3日、土曜日。
お正月休みも終わり、世間のみなさんがそろそろ
「明日から仕事かぁ…」
と重い腰を上げようとしているこの日。私、ふにゃねこは、自分自身にとんでもない「決裁」を下してしまいました。
それは、「宅地建物取引士(宅建)」と「行政書士」のふたつの試験を、同じ年に受けてしまおうという、とびきり欲張りで無謀な計画です。
50代も半ばに差し掛かり、お肌の曲がり角どころか、人生の曲がり角をいくつ曲がったか分からない今日この頃。
仕事では責任ある立場を任され、上司と部下の板挟みになりながら、毎日ヘトヘトになって帰ってくる私。家に帰れば家事だってありますし、休日は泥のように眠っていたいのが本音です。
そんな私が、なぜまたこんなイバラの道を選んでしまったのか…。
と自分でも疑いたくなりますが、これは単なる資格マニアの記録ではありません。
体力も記憶力も落ちてきた50代が、管理職として培ってきた「段取り力」と「やりくり上手な主婦根性」を武器に、いかにして効率よく合格をもぎ取るか。そんな、人生の後半戦をかけた実験の記録なんです。
なぜ今、わざわざ「宅建」も受けることにしたの?
正直にお話ししますね。
私は昨年(2025年度)、行政書士試験に挑戦しました。学習期間はたったの4ヶ月…。
と勢いで突っ走ってみたものの、現実はそんなに甘くはありませんでした。
結果発表はまだ先ですが、自己採点の結果は厳しいものでした。おそらく「足切り(基礎知識)」に引っかかっての不合格です。
本当に悔しいのは、難しいと言われる「法令科目(法律等の知識を問う部分)」では、合格点に手が届いていたということ。
「あと少しだったのに」という思いと、「なんであの時、もっとあそこをやっておかなかったんだろう」という後悔が、今も胸の奥にチクチクと刺さっています。
普通なら、
「今年は行政書士のリベンジ一本に絞って、堅実にいくべき」
だと思いますよね? 友達に相談したら、きっと
って止められると思います。私だって、他人事ならそう言います。
でも、あえて「宅建とのダブル受験」を選びました。それには、私なりのちゃんとした理由があるんです。
行政書士で学んだ「民法」を腐らせたくないから
ひとつ目の理由は、主婦的な感覚で言うところの「食材の使い回し」です。
行政書士試験の勉強で、私は「民法」という法律をこれでもかというほど頭に叩き込みました。借金のこと、相続のこと、お隣さんとのトラブルのこと…。
泣きそうになりながら覚えたこの知識ですが、悲しいことに、人間は忘れる生き物です。特に私たち50代の忘却力といったら、スーパーに買い物に行って
となるレベルですから、放っておけばあっという間に消えてなくなります。
実は、宅建試験の重要な科目のひとつに「権利関係」というものがあるんですが、これは中身がほぼ「民法」なんです。
- 今の私には、まだ温かい「民法」という料理の材料が残っている。
- この材料が傷んでしまう前に、宅建という別の料理に使えば、楽ができるんじゃないか?
- 逆に、宅建で民法を復習し続ければ、行政書士試験の基礎力も落ちずに済むんじゃないか?
要するに、「せっかく苦労して覚えたことを使い回して、一粒で二度おいしい思いをしよう」という、ちょっとちゃっかりした作戦なんです。
ゼロから勉強する人よりも、ほんの少しだけスタートラインが前にある。この有利な条件を使わない手はありません。
管理職としての「意地」を見せたいから
ふたつ目は、私の職業病みたいなものです。
普段、会社では責任者として、部下たちに「もっと効率よく動いて」とか「期限から逆算して計画を立てて」なんて、偉そうなことを言っています。
でも、ふとオフィスの鏡に映る疲れた自分を見たとき、
と思うわけです。
ダラダラと何年もかけて勉強するのは、今の私にはできませんし、性格的にも合いません。限られた時間の中で、仕事のトラブルも処理し、部下の面倒も見ながら、結果も出す…。
「おばちゃんだって、頭を使えばここまでやれるのよ…!」
というところを、誰よりも自分自身に証明したいんです。
そしてあわよくば、同じように仕事や家事や介護に追われている同世代の女性たちに、
と思ってもらえたら最高だな、なんて思っています。
50代・女性管理職のリアルな現状(スペック)
とはいえ、「やる気」だけで受かるなら誰も苦労はしませんよね。
私のスペック(現状)を冷静に見てみると、なかなか前途多難です。キラキラした合格体験記とは程遠いのが現実です。
身体的な衰えとの戦い(特に目!)
まず、目が見えません。いや、見えるんですが、夕方以降になると小さい文字がボヤけて霞んでしまうんです。認めましょう、「老眼」です。
テキストの細かい文字を追っていると、すぐに眉間が痛くなり、そこから首、肩へと鉛のような重さが広がっていきます。
若い頃のように
「コーヒー飲んで徹夜で丸暗記!」
なんて無茶をしたら、翌日はお肌もボロボロ、頭も働かずで、仕事になりません。「勉強したいのに、体がついてこない」という焦りとどう付き合うかが、一番の課題になりそうです。
仕事との両立という高い壁
会社では中間管理職という、上からも下からも板挟みになるポジションにいます。
「今日は定時で帰って勉強するぞ!」
と意気込んだ日に限って、夕方にトラブルが発生したり、部下からの相談が入ったりするのは「あるある」ですよね。
家に帰ってからも仕事のメールが気になったり、翌日の会議の資料が頭をよぎったり…。
「勉強時間が取れない…」
というのは言い訳にしたくないですが、「まとまった時間が取れない」というのは紛れもない事実です。隙間時間をいかに拾い集めるか、パッチワークのような時間の使い方が求められます。
だからこそ、このサイトでは「根性」や「気合」といった精神論は書きません。そんなものは20代に任せておきます。
私がこれから記録していくのは、そんな状況でも合格するために考え出した「工夫」や「道具」、そして「ズル賢い戦略」の話です。
「最短合格」への道筋(ロードマップ)
今年(2026年)、私がどんなスケジュールで動こうとしているのか、ざっくりとした計画をお話しします。
二つの試験をパズルのように組み合わせていきます。
1. 現在~夏頃:基礎固めと「二刀流」の準備
まずは、宅建独特のルールである「宅建業法」という科目を徹底的にやります。ここは満点を狙いにいきます。暗記勝負ですが、実務のイメージを持ちながら楽しく覚えたいですね。
それと並行して、行政書士試験で一番の難関である「記述式(文章で答えを書く問題)」の対策も進めます。頭の切り替えが大変そうですが、「今日は宅建の日」「今日は行政書士の日」とメリハリをつけて進めていきます。
2. 8月~9月:過去問を回して回して回す
真夏です。ただでさえ暑さで体力が奪われる時期ですが、ここが勝負所です。ここからは「インプット(覚えること)よりもアウトプット(解くこと)」に集中します。
重たい問題集を持ち歩くのは肩が凝るので、スマホアプリや一問一答集を使って、通勤中のクルマの中やランチタイムに、ゲーム感覚でひたすら問題を解きまくります。
3. 10月・11月:運命の連戦
ここがクライマックスです。体調管理最優先で挑みます。
宅建試験 本番(10月第3日曜日)
まずはここで一勝をもぎ取ります。目標は「一発合格」 ここでの勝利を弾みにして、自信を持って次へ向かいたいところです。
行政書士試験 本番(11月第2日曜日)
宅建の興奮が冷めやらぬまま、リベンジマッチへ。昨年、悔し涙を飲んだあの会場で、今度こそ笑って帰れるように。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」なんてことわざがありますが、私はこう思います。「二兎を追うための罠(作戦)をちゃんと張れる人だけが、二兎を得る」のだと。
今後の更新について
この新しいサイト「宅建試験 最短合格プロジェクト」では、主に以下のことを書いていきます。
- 日々の学習日記:
「今日は疲れてお化粧を落とすのが精一杯でした」なんていう情けない記録も含めて、正直に書きます。 - 模試の結果公開:
点数が悪くても隠しません。恥をさらして、自分を追い込みます。 - お役立ちツール紹介:
疲れにくいペンとか、老眼に優しいライトとか、使ってよかった癒やしグッズなどを紹介します。
なお、これまで通り、日々の行政書士試験の細かい愚痴や、日常のボヤキについては、姉妹サイトである「挑戦記録」の方で更新を続けていきます。
- 【サイト名】:『一発合格!行政書士試験~50歳からの挑戦記録~』
- 【URL】:https://50start.funyaneco.com/
「50代のおばちゃんが、また懲りずに何か始めたな…」
そんな軽い気持ちで結構です。たまに覗きに来て、
「まだ生きてるか?」
と生存確認していただければ幸いです。
戦いは、今日から始まります。一緒にがんばりましょう!
記事がありません
-
宅建学習、本格スタート!…のはずが、いきなり「あざらし」に救われるの巻。